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Taimee(タイミー)」は、即戦力のアルバイトを自動でマッチングするアプリです。空いた時間に働きたいという人と、「この時間だけ働いてほしい」という企業・雇用主を結びます。アルバイトを探すことができる求人アプリは今までもありましたが、Taimeeの特徴はマッチングにかかる時間的、経済的なコストをできる限りカットし、即戦力となる労働力をフル活用することができるという点にあります。

シェアリングエコノミーとしても新しい取り組みとなるワークシェアアプリTaimeeについて、サービス概要や今後の展望などをまとめました。

目次

  1. ワークシェアアプリ「Taimee」とは
    ・サービス概要について
    ・3つの特徴について
    ・利用方法について
  2. 今後の展望について
    ・飲食業界の人手不足に貢献できるか
    ・新しい領域への挑戦
  3. まとめ

1.ワークシェアアプリ「Taimee」とは

サービス概要について

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https://taimee.co.jp/business/

「Taimee(タイミー)」は、空き時間を利用して働きたい人と、人手が必要な企業や雇用主をマッチングするワークシェアリングアプリです。

開発と運営に携わるのは21歳の現役大学生、小川嶺氏。もともとはアパレル関連のサービスで起業していましたが、事業への迷いを感じたため急遽ストップすることに。その際にできた時間を有効に使えないかと思ったことが、Taimeeを開発するきっかけとなったということです。小川さん自身の経験をもとに、世の中の「無駄な時間」を豊かなものにすることを目指しています。

ユーザーは働きたい場所と時間をTaimeeのアプリから投稿すると、その人にマッチする求人が自動的に紹介されるという仕組みです。採用にかかる費用や手間を抑えることができるように考えられており、人手不足の対策となることが期待されています。

3つの特徴について

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https://taimee.co.jp/taimeestaff/

Taimeeの大きな特徴は、求人のオートマッチングシステム、採用コストの抑制と働き手のミスマッチ防止、ドタキャン対策の3つです。

Taimeeでは日本初のオートマッチングシステムによって、働き手と雇用主を繋いでいます。これはユーザーが働きたい日時や場所を登録するだけで、条件に合致したアルバイトが自動でマッチングされるというもの。追加でスキルや職歴を詳しく入力することもでき、求人のミスマッチを防止しています。これにより通常は仕事をする際に必要な応募や面接といった手続きを一切なくすことが可能となり、働く側と雇用する側双方の負担を軽減しました。

また、Taimeeへの求人掲載費は無料で、月額固定費なども必要ありません。雇用が成立した場合にだけ日給の30%のシステム利用料を支払う成果報酬型となっています。そのため、もし働き手が見つからなくても損をすることがなく、求人にかかる無駄なコストを節約できます。

しかし、手軽に求人をマッチングすることで心配なのはドタキャンや遅刻、すっぽかしでしょう。この点についても、働き手と雇用側がお互いにレビュー評価をする仕組みで信用の担保を行うとともに、ドタキャン時には代わりの働き手をオファーする「助け合い機能」を実装するなどの対策を取っています。

利用方法について

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https://taimee.co.jp/taimeestaff/

働きたいユーザーは、まず希望の時間と場所を指定します。するとすぐにその希望に合った求人案件がリストアップされるので、その中から働きたいものを選ぶだけでマッチングが完了します。働く場所の住所や業務内容、今までに働いた人のレビューも見られるので、行ったことのないお店でも雰囲気や仕事の実態がある程度わかって安心です。報酬は最短でその日のうちに受け取ることができます。

登録者は大学生が多く、事前登録時のテストでは1回の報酬が4000円〜5000円、4〜5時間働く人が平均的でした。事前にシフトを出さなくても働けることや、いろいろな仕事を経験できるということも、学生のニーズにマッチしているようです。

8月にローンチされたばかりですが、すでに50社以上の企業がクライアントとして登録しています。登録しているのは飲食店やコンビニのほか、イベントスタッフ、アパレル、引越し業社、一般企業などさまざま。繁忙期の人手不足時にスポットで即戦力のアルバイトを増やせるだけでなく、学生などの若い世代に意見を聞きたいというマーケティングにも利用されています。

 

2.今後の展望について

飲食業界の人手不足に貢献できるか

国内の企業の多くは慢性的な採用難が続いており、中でも飲食業界の人手不足は深刻です。少子高齢化によって今後もますます労働力の確保は難しくなるとみられています。

そのため、簡単に働き手を確保できるTaimeeのようなサービスはシェアリングエコノミーの観点からも注目されています。

チェーン店などは接客マニュアルもあり、その店で働いた経験のある人なら即戦力としてマッチングしやすいことから、Taimeeとしても飲食業界へのクライアント開拓には力を入れているということです。

新しい領域への挑戦

Taimeeでは「一人一人の時間を豊かに」というビジョンを掲げ、将来的には信用経済やフィンテックの領域にまで踏み込んでいくことを構想しています。Taimeeを利用することで働き手のレビューが蓄積されていき、積極的で信用度の高い労働者が正しく評価されるような経済圏の構築を目指しているのです。

ローンチ時は渋谷エリアのみが対象ですが、2019年春頃に東京都内全エリア、2020年には国内全エリアをカバーする予定です。今後は旅先の隙間時間で働けるような機能や、働くほど報酬がアップする仕組み、AIを利用した自動アプローチ機能なども展開していきたいということです。

 

3.まとめ

Taimeeのサービスが普及していけば、従来の働き方や採用方法そのものが大きく変わる可能性があります。好きな時に好きな場所で好きな仕事をするということが可能になり、旅行をしながら現地の仕事をするという生活もできるようになるかもしれません。

シェアリングエコノミーは世界的にも普及が進んでおり、特にTaimeeのターゲットである若い世代には抵抗なく受け入れられているようです。

まだまだ進化途中のTaimeeですが、飲食業界などの人手不足は解消に進んでいくことができるのか、今後のサービス動向にも注目です。

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