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インバウンドの外国人やシニアの間で、キャンピングカーを使った旅行をする人が増えています。交通費や宿泊費を安価に抑えることができ、乗り換え時間や路線にとらわれずに行きたい場所へ自由に行けることが人気の理由です。

しかし、いざ車中泊をしようとすると、意外と駐車できる場所が見つからないということも多く、トラブルにつながっているケースもあります。そこで登場したのが、車中泊をしたい人のためのシェアリングサービス、Carstayです。この記事ではCarstayについて詳しく紹介するとともに、カーシェアリングをはじめとしたシェアリングエコノミーにおける保険について解説します。

目次

  1. 「Carstay」とは
    ・サービス概要について
    ・設立の経緯
  2.  三井住友海上火災保険株式会社と保険をオーダーメイド
    ・具体的な保険の内容
    ・カーシェアと保険
  3. シェアエコに関する保険について
  4. まとめ

1.「Carstay」とは

サービス概要について

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https://carstay.jp/

Carstay(カーステイ)は、自動車で旅をして車中泊やテント泊をしたい旅行者と、駐車場や空き地を収益化したいホストを結ぶマッチングサービスです。

2019年1月にサービス開始予定で、Carstayマップ、ホスト施設の検索、駐車・体験のオンライン予約決済 、予約情報の管理、ホスト施設や地域の魅力を伝えるWebメディア の5つの機能を提供するとしています。

空き家や空き部屋に泊まれる民泊や、空き駐車場をシェアできるパークシェアリングは、これまでさまざまなサービスがリリースされていますが、Carstayのように車中泊にスポットを当てたシェアリングサービスは日本初となります。

訪日外国人にも車の旅を楽しんでもらうため多言語に対応し、海外PRに力を入れているのも特徴のひとつです。国内では民泊規制のあおりで民泊できる物件が減少し、人気の観光地やイベント開催地では今後さらに宿泊施設の不足が拡大するという試算もあります。しかし車中泊なら安価でスピーディに宿泊地を確保することができ、旅行客には大きなメリットとなるでしょう。また、予約の決済や管理はすべてオンラインでキャッシュレスに対応しており、ホストは無料でシステムを導入することができます。

設立の経緯について

Carstayを創業した宮下氏は、公認会計士でありながらインバウンド誘致や体験コンテンツ企画を支援するNPO法人SAMURAI MEETUPSの理事も務めています。NPOの活動で観光ガイドをする中で、訪日外国人の多くは宿泊費や交通費を抑えつつ、車でしか行けないような日本の隠れた名所を巡り、地元でしかできない体験や食を楽しみたいという思いに触れたそうです。

しかし、特に外国人にとっては、日本で車をレンタルする方法や交通ルール、車中泊できる場所など、わからないことが多いのも事実です。そのためWebサイトでは英語でも情報を提供し、世界中の人々が、好きなときに、好きな場所へ行くことができ、感動体験を好きな人と一緒に味わえる未来を実現するためCarstayが生まれました。

近年は国内でも、定年退職後のシニアなどの間でキャンピングカーは人気となっており、車中泊の需要は高まりを見せています。Carstayでは、そうした国内向けのニーズにも応えていきたい考えです。

車を利用することで交通網が発達していないよう場所でもインバウンド集客を見込めるため、観光客の伸び悩む地方自治体からも注目を集めています。

 

2.三井住友海上火災保険株式会社と保険をオーダーメイド

具体的な保険の内容

Carstayではサービスの本格開始に先駆け、三井住友海上火災保険株式会社が提供する保険に加入したことを明らかにしました。これは、車中泊旅行者向けの「個人賠償責任保険」と、車中泊事業者向けの「施設所有(管理)者賠償責任保険」で、Carstayを利用するゲストとホスト双方の事故やトラブルに備えるというものです。

これまでも、道の駅などでは車中泊によるマナー悪化のトラブルが起きており、車中泊を禁止するという道の駅も増えています

今回の保険加入は、このような問題が顕在化していることを受けたものと見られています。保険では施設への被害や利用者同士のトラブル、ゴミ問題、地域住民への騒音など、車中泊を利用および提供する際のリスクに備えて、示談交渉サービスなどの手厚いサポート体制を整えているということです。

カーシェアと保険

車を運転する以上、カーシェアリングでも保険への加入は必要です。個人同士の車の貸し借りであれば車の持ち主が加入している保険で補償されますが、タイムズカープラスなどの企業が運営するカーシェアリングでは、利用料金の中にあらかじめ保険やロードサービスの費用が含まれています。そのため、万一の場合には通常の自動車保険と同様に、対人・対物補償や車両補償、人身傷害補償を適用することができ、補償内容も十分なものとなっています。

また、最近ではカーシェアリングの普及が進むにつれ、「シェアリングエコノミーに対応した自動車保険」の販売や、カーシェアリングの安全走行距離で保険料を優遇する制度が開始されるなど、保険業界による新しい取り組みも広がっています。

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3.シェアエコに関する保険について

カーシェアリングに限らず、民泊やスペースシェアなどのCtoCのシェアリングエコノミーでは、個人間でトラブルが起きてしまうことは避けられません。

そのため、万一の場合のリスクを回避し安心してシェアリングサービスを利用するためには、保険の整備は重要なものといえるでしょう。

カーシェアリングのように保険会社によるシェアビジネス向け保険の販売だけでなく、プラットフォーム側による本人認証システムの強化など、さまざまな対策が取られています。

海外でもシェアリングサービスのトラブルには力を入れており、例えばライドシェア大手のUberではドライバーと乗客を評価するシステムや、スマートフォンを利用した監視システムが導入されています。

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4.まとめ

自動車での旅は、時間や路線を気にせずに行き先を決められる自由さに加えて、車内で家族や仲間と気兼ねなく楽しめることから、幅広い年代で注目されています。同時に、そのような自動車旅行の特性は、二次交通の発達していない地域でも集客できる可能性を秘めているといえるでしょう。

Carstayでも地域活性化を目的として山梨県小菅村でのアウトドアイベントを共同開催しています。これまで旅行というと、電車やバスなどの交通網を利用することが必須でしたが、気軽に車中泊ができるようになれば地方自治体における観光の形が変わるかもしれません。

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