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インターネットソリューション事業を行う株式会社ONE PIECE(ワンピース)は、シェアリングエコノミー事業へ参入することを発表しました。2019年2月1日より、空間やモノのマッチングプラットフォーム「spacecarry(スペースキャリ―)」の提供を開始します。これまでも駐車場や会議室など空間のシェアリングサービスは増加の一途をたどる印象がありますが、「spacecarry」はどのようなサービスなのでしょうか。また、異業種からの新規参入ならではのメリットについても解説します。

成長株と目されるシェアエコ市場において、急速に充実する周辺サービスについてもあわせて紹介します。

目次

  1. 「spacecarry」とは
    ・サービス概要について
    ・サービス提供会社ONE PIECEについて
  2. 利用するメリットとは
  3. 続々と生まれるシェアエコのプラットフォーム
  4. まとめ

1.「spacecarry」とは

share-platform-spacecarry_01

https://spacecarry.jp/

サービス概要について

spacecarry」は、空いている場所を貸したい人と借りたい人を引き合わせるシェアリングエコノミーサービスのマッチングプラットフォームサイトです。

倉庫や会議室などのレンタルスペースやカーシェアに代表されるように、日々の生活に遊休資産を活用する動きは浸透しつつあります。一方で、提供者と利用者をマッチングするプラットフォームは特定の遊休資産に限ったサイトが多く、簡単かつ円滑にマッチできる場が少ないことが課題といえます。

そこで株式会社ONE PIECEはインターネットソリューション事業で培った経験を活かし、スペースやモノに関わるシェアリングサービスの幅広いニーズに応えるべく、シェアエコ事業に参入しました。

下図にあるとおり「spacecarry」は、駐車場にとどまらず家や会議室、飲食店や体育館などを媒介に、ホストとゲストを結びつける仕組みを整えています。

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https://spacecarry.jp/host.html

サービス提供会社ONE PIECEについて

他業種からの参入も相次ぎ活況をみせるシェアリングエコノミー市場ですが、新サービス「spacecarry」をリリースした株式会社ONE PIECEもまた、異なる業界で実績を積んできました。同社は元自衛官という異色の経歴をもつ代表取締役社長 横田和典氏が23歳の時に創業。通信インフラの販売代理店から始まり、コールセンターやモバイルWi-Fiレンタルなどインターネットソリューション事業で安定的に成長しています。

ユーザーの要望に沿う形で新たなサービスを生み出した結果、堅調な実績を上げる国内外向けレンタルWi-Fi事業での経験を活かすこと、そして、同社の掲げる経営理念の「ライフスタイルのイノベーションに貢献しさらなる喜びと感動を与え続けます」を体現できる場として横田氏が焦点を当てたのはシェアエコ市場でした。

目まぐるしく変わる時代の流れを捉え、価値観を創造し続けていくことを目標とする同社にとって、今回の新規参入は必然であったともいえます。サービスを開始して間もなくですが、今後も段階的にユーザー目線の使いやすい機能やサービスを実装する予定です。更に将来的には個人の遊休資産の有効活用という視点から、プラットフォームの運営にとどまらず、「好きな場所で好きなことをして生計を立てることができる」ライフスタイルの提案を目指しています。

 

2.利用するメリットとは

サービス開始時は、スペースおよび駐車場のマッチングにかかるユーザーのアカウント登録機能とサービス説明ページを提供するとしていますが、ホスト側の収益管理機能やゲスト側の口コミ機能など、ユーザー視点に立ったサービスの拡充が予定されています。また、同社が手掛ける既存サービスよりゲストの流入が見込めるため、ユーザー開拓の垣根を下げるのみならずホストにとって安定した収益化に繋がりやすいことがONEPIECEならではの強みといえます。

また、しのぎを削るテレマーケティング業界や、2020年のオリンピックを見据えて好景気の兆しを見せるレンタルWi-Fi業界において結果を残してきた原点には、自社コールセンターを抱えるなど顧客のニーズに細やかに対応しようという戦略があります。「spacecarry」においてもニッチなニーズをもれなく拾い上げる姿勢で、シェアビジネスを盛り上げていくのではと期待が高まります。

 

3.続々と生まれるシェアエコのプラットフォーム

シェアエコ市場は、2022年までに1,386億円規模まで拡大すると予想されています。その成長を裏付けるように、日本国内においても種々のプラットフォームが誕生しています。

IT技術の進化やスマートフォンの普及により、オンラインでのCtoC(個人間取引)が爆発的に増加したことが背景にあります。例えば、衣類を中心とした個人間の売買する場を提供するメルカリや、配車のマッチングを行うUber、民泊にかかわる法改正にも繋がった空き部屋を貸し借りするAirbnbと、テレビCMなどでも1度は目や耳にしたことのあるプラットフォームもあります。

特定の会員向けにスキルの貸し借り場を提供するWorker’s Market、家事代行のマッチングサイトCaSy(カジー)、時間のシェアサービスとして有名なTimeTicketと、スキルのシェアリングエコノミーサービスを提供する事業者も乱立しています。楽器をシェアするatsumariや、音楽教室や防音室のシェアリングプラットフォームSpacee Musicなど、潜在的なニーズが多く存在するとして注目を集める音楽業界にも広がりを見せています。

事業者側をサポートするサービスも新たに台頭しています。低コストでオリジナルのマーケットプレイスを展開できるmekuma、短期間でシェアサービスやマッチングサイトを立ち上げることができるいきなりシェアリングエコノミーなど、個人でも簡単にニッチなニーズに応えるプラットフォームを構築できる環境が整いつつあります。

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4.まとめ

ONE PIECEが提供を開始したマッチングプラットフォーム「spacecarry」の例からみられるように、同業に限られることなく、業界という垣根を取り外してシェアエコビジネスへ参入する動きがあります。

これまではマッチングの場を提供するサイトの構築が参入の大きな壁となっていましたが、プラットフォーム事業者を支援する周辺サービスを提供する企業も増えています。少子高齢化やオリンピックイヤーを追い風に、予想通りの成長率が期待できるシェリングエコノミー市場から今後も目が離せません。

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