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インターネットの発展などにより、個人が家事や雑事を依頼し、企業がライティングや画像制作などをアウトソーシングできるようになりました。仕事を依頼する側は別の作業に集中でき、仕事を請け負う側は空いた時間を有効活用できるため、リソースのシェアリングは人々の生活を大きく変えようとしています。

本記事ではそもそも「リソース」とは何があるのか、どういった仕事を頼めるのかまとめてみました。

目次

1. リソースのシェアとは何か?

2. リソースのシェアのサービス事例

3. 海外のトラブル事例

4. まとめ

1. リソースのシェアとは何か?

リソースのシェアとは、多くの場合、インターネットを介して“人材”や“労働力”を共有することを指します。具体的には、主婦や学生など、比較的時間に余裕がある一方で専門的な知識やスキルを持たない非専門家の方や、弁護士や税理士など、資格保有が前提となる専門職の方、クリエイターやデザイナーといった特殊技能を必要とする専門家の方がいます。

リソースのシェアリングエコノミーが「業務内容の外部委託」という文脈で語られる場合は、“クラウドソーシング”とほぼ同義と考えられるでしょう。

2. リソースのシェアのサービス事例

TaskRabbit:家事代行サービス

Taskrabbit

「Taskrabbit」は、2011年にアメリカでスタート。買い物代行、引っ越し手伝い、部屋の掃除、子どもの送り迎え等、日々の雑務を代行してくれる人を見つけるサービスです。(引用元: おつかいはTaskRabbitにお願いしよう
依頼者は、サイトに仕事を掲載。掲載費用は無料で、誰でも仕事を依頼することができます。仕事の内容や条件、希望する時間帯などを見て、その仕事をやりたいTaskRabbit(登録者をこう呼ぶ)が、いくらで仕事をしたいかオファーします。依頼者は、オファーのうち、自分の条件に合った人を選ぶことができます。

支払いは、あらかじめ登録したクレジットカードで決済されます。TaskRabbitが約15%のサービス料を差し引き、残りが仕事を請け負った人に支払われる仕組みです。

仕事を請け負う人は事前に登録申請書を提出し、ビデオによる面接と身元調査を受け、オンラインでのトレーニングを受けます。こうして顧客の安全を守ると共に、信用を維持しています。仕事の完了後、依頼主は仕事を請け負ったTaskRabbitを評価することができ、その評価はサイトで公開されます。さらに依頼主はその評価やプロフィールを見て、特定のTaskRabbitに直接仕事をオファーすることも可能です。

日本でも、似たサービス事例にクラウド家事代行「CaSy」(カジー)があります。

Casy

サービス可能エリアは関東・関西の一部に限定されていますが(2015年11月時点)、掃除や料理の代行を依頼できます。仕事を依頼したい人は会員登録後、PCやスマホから、最短で希望日時の3時間前まで予約することが可能です。他の顧客からの評価や自己紹介、本人写真などのスタッフ情報も公開されており、ユーザーも依頼しやすくなっています。

TimeTicket:時間のシェア

Timeticket

2014年7月1日から始まったTimeTicketは時間のシェアリングサービスとして有名。プログラミングや写真の撮影方法、筋トレの仕方など、さまざまな趣味・特技を持った人が時間を販売しています。

サービスの特徴は、各人が 自分の時間を30分単位でチケットとして売買しているところ。

他人に時間を提供できるユーザーが、ホストとして自分のチケットを登録し、30分から5時間まで、自ら設定した対価で空き時間を販売することができます。チケットの中身は雑事から仕事の相談まで、幅広いです。

安全な取引も配慮されています。運営側が全ての取引を仲介・監視するため、ホストとゲストが直接チケット代金のやり取りを行うことはありません。ホストは仮支払を行ったゲストだけに会うシステムです。また、時間提供後にはホスト・ゲスト間で互いにレビューを登録できます。

TimeTicketでの合計寄付金額が100万円を突破しました!

TimeTicket

チケットの売上の一部はホストが選んだ寄付先に送る仕組みになっており、その割合も10~100%までホストが決定します。2015年3月末で寄付総額が100万円を突破。その後も、寄付金額を伸ばしています。

TimeTicketは時間という単位で取引されていましたが、経験や知識、スキルを売買するサービスもあります。

ココナラ:モノを売らないフリーマーケット

Coconala

ココナラは、仕事やプライベートのノウハウ、技術をネット上で売買できる、モノを売らないフリーマーケットです。オンラインでも可能な依頼内容が原則で、誰でも1回500円(税別)から出品・購入することができます。出品数は約5万件。(2016年4月16日現在)2015年11月には登録ユーザー数約 20万人を突破し、累積成立取引数は約33万件を達成しています。

(引用元:https://coconala.com/news/123

弁護士ドットコム:専門知識のシェア 法律トラブルシューティングサービス

Lawyer

2015年、テクノロジーやメディア、テレコミュニケーション分野の企業が対象となる「売上高成長率ランキング上位50社」において、「弁護士ドットコム」は15位にランクイン。

法律・税務相談などの専門領域のポータルサイトの雄として、頭角を現しています。2015年6月末時点で、有料サービス会員数は前年比5割増の、5万2000人強を記録。9月には、累計相談件数が38万件を超えました。業績の伸びも著しく、2016年3月期は売上高が前期比57%増、経常利益は81%増と、今後の成長にも期待できます。

(引用元:https://zuuonline.com/archives/87037/2

このようにリソースをシェアするビジネスは市場のニーズに応えるため、幅広く展開されており、今後のさらなる多角化や統合の動きにも注目です。

3. 海外のトラブル事例

頼んでいない赤の他人に、家事された? サービス提供者は、プラットフォーム運営会社の“従業員”なのかどうか

Homejoy

2015年7月、アメリカの家事代行サービスHomejoyがサービスを終了しました。その原因の一つとして考えられているのが、ユーザーと現場のホームクリーナー間の訴訟トラブルです。良質なサービスを求めるユーザーは、Homejoyから斡旋された人が正式な“従業員”や“請負業者”とはいえないと感じたのです。

これは他のシェアリング関連プラットフォームでも問題になっています。アメリカのライドシェアサービス大手Uberも同様の訴訟を抱えており、今後、サービス提供者とユーザー間でよりWin-Winな関係を作っていける仕組みづくりが急がれます。

4. まとめ

リソース分野におけるシェアリングエコノミーは便利さと安さ、ユニークなアイデアによって、ユーザーから人気が集まっています。単なるブームに終わらず、今後もこれらのサービスが成長を続けるためには、ユーザーと事業者の関係性を良好に保てる仕組みづくりや、法整備に対する柔軟な対応力が鍵となります。

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